【しるくわ日記】No.20 大分県の 養蚕の歴史 12
2018年05月30日
シルクワームのサンライズがある九州大分県の養蚕の歴史です。
大分県の 養蚕の歴史12 昭和初期
大分県の昭和初期の養蚕。
昭和初期の養蚕業組合
明治時代より試行錯誤を繰り返してきた養蚕業の組合組織ですが、昭和6年に蚕糸業組合法制定によって形が整えられて行きます。
町村部落は、養蚕実行組合に
都市部では、養蚕業組合に(養蚕同業法による)
県の規模では、養蚕同業組合連合会へと改組されました。
そして、製糸資本の取引には「特約組合」が登場する事となります。
大分県下の養蚕業組合(昭和初期)
- 西国東郡養蚕業組合 〃 組合長 成重四六
- 東国東郡(現国東市) 〃 組合長 小山田精一
- 速水郡 〃 組合長 竹内勢平
- 大分郡(現大分市) 〃 組合長 工藤幸人
- 北海部郡(現臼杵市・津久見市) 〃 組合長 仲野時太郎
- 南海部郡(現佐伯市) 〃 組合長 広瀬貞吉
- 大野郡(現豊後大野市) 〃 組合長 波多野政男
- 直入郡(現竹田市)〃 組合長 阿南虎馬
- 玖珠郡 〃 組合長 乙津直紀
- 日田郡(現日田市) 〃 組合長 首藤今四郎
- 下毛郡(現中津市) 〃 組合長 芝原恵津蔵
- 宇佐郡(現宇佐市) 〃 組合長 屋形宮二
- 大分市 〃 組合長 首藤幸夫
昭和初期の大分に関する写真
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【しるくわ日記】養蚕の歴史シリーズ 目次
竹田市の養蚕の歴史2 万治年間(1658~1660)岡藩に養蚕業興る
竹田市の養蚕の歴史3 天保年間(1830年から1844年頃)養蚕の復興
竹田市の養蚕の歴史4 文久年間(1861年から1864年)馬淵小源次と水力製糸
江戸時代
明治時代
大正時代
昭和初期
連載予定
大分県の養蚕の歴史 現代