【しるくわ日記】No.17 大分県の 養蚕の歴史 9

2018年02月08日

シルクワームのサンライズがある九州大分県の養蚕の歴史です。

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大分県の 養蚕の歴史9 大正時代

大分県の大正時代の養蚕。


全国に先駆けた条桑育(じょうそういく)

大分県では、大正10年頃から、全国に先駆けて稚蚕(ちさん)の共同飼育が行われました。また、枝ごと桑の葉を蚕に与える条桑育(じょうそういく)の方法も、普及していったそうです。

条桑育(じょうそういく)

それらの飼育方法が普及するにつれ、屋内での飼育から屋外での飼育も普及しはじめました。

そして大正時代の大分県の養蚕は、

蚕種掃立枚数の増加よりも、
蚕種一枚の繭の収穫量の増加が著しく大きい

と記録され、孵化した蚕を飼育する蚕座(さんざ)の数に対して、育てられる繭の数が多くなり、糸が、より多く得られるようになったそうです。
稚蚕の検査や、県の施策の中で発展した飼育法の改善が、大きな効果をあげていました。

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この稚蚕(ちさん)の共同飼育や条桑育が、全国に普及したのは昭和初期。農林省が昭和5年から昭和9年にかけて742箇所の共同飼育所を設立する以前から、
大分県の養蚕業が、先進的な取り組みに、盛んに挑戦してきた事が伺えます。


【しるくわ日記】養蚕の歴史シリーズ 目次

竹田市の養蚕の歴史1 古代 豊後風土記 直桑村

竹田市の養蚕の歴史2 万治年間(1658~1660)岡藩に養蚕業興る

竹田市の養蚕の歴史3 天保年間(1830年から1844年頃)養蚕の復興

竹田市の養蚕の歴史4 文久年間(1861年から1864年)馬淵小源次と水力製糸

竹田市の養蚕の歴史5 天保・文久~明治の養蚕業の発展

江戸時代

大分県の 養蚕の歴史1

大分県の 養蚕の歴史2

明治時代

大分県の 養蚕の歴史3

大分県の 養蚕の歴史4

大分県の 養蚕の歴史5

大分県の 養蚕の歴史6

大分県の 養蚕の歴史7

大正時代

大分県の 養蚕の歴史8

大分県の 養蚕の歴史9

大分県の 養蚕の歴史10

連載予定

 大分県の養蚕の歴史 昭和時代

 大分県の養蚕の歴史 現代


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